会長基本方針(2006~2007年度)

会長就任挨拶

初心に戻りロータリーを学ぼう

2006年度会長 近松 晟夫
2006~2007年度
岐阜加納ロータリークラブ
会長 近松 晟夫

我がロータリークラブも発足以来第30期を迎える事となりました。
このような大きな節目の時、会長を拝命いたし、責任の重さに身の引き締まる思いであります。入会以来、のんびりとクラブライフを楽しんでまいりました、ロータリーの何かも学ぶことなく今日までまいりましたが、ここに至って会長と言う大きなつけが回ってきたようであります。私共のクラブも、時代の流れと共にクラブの雰囲気に変化の兆しが出てきたように思われます。

私がクラブに入会させていただいた時代の例会は緊張感をもって先輩方のお話を聞いていた思い出があります。

現在はリラックスした雰囲気中で、若い人達ものびのびと例会に楽しんで出席し、夜間例会と言う事もあり親睦を深めております。

今年度のテーマは、「初心に戻りロータリーを学ぼう」とし、創立当時の先輩会員の皆様が「ロータリーの勉強をよくした」と聞き及んでおります。

ロータリーは2世紀目に入り、「ロータリーとは」何かと今一度創立当時に戻り、学んで行きたいと提唱させていただきました。次にクラブ運営方針として次の5項目を上げさせていただきました。

委員長卓話により委員会活動の理解を深めよう

私を初め、会員の中でロータリーのお話が出来る方は、何名おみえでしょうか?クラブ運営の基本となる、委員会活動又、我々クラブの定款、細則、内規等、特に若い会員の方達は、どの程度の知識をお持ちですか?ロータリーの綱領とは、四つのテスト、お話はよく聞きますが、理解はできていますか?

楽しさの中にも品位ある例会にしよう

最近の例会は、リラックスして大変楽しい例会となっており、大いに親睦がはかられていると思います。しかしリラックスして例会にのぞんでいるのと、けじめの無い例会とはおのずから違います。楽しく品位ある例会としたいものであります。

委員会活動の活性化

クラブの活性化は委員会活動の活性化が基本と思っております。今回は、委員長会議の前に、各委員長3名程度の方に集まっていただき、幹事を交えてのミーティングを行い全委員長に私のクラブ運営に対する考えを述べさせていただきました。又、各委員長の考え方も聞かせていただき、有意義なミーティングを行う事ができました。各委員長さんには、行事計画作成に当り委員会を開催していただくよう要望いたしました。

ベテラン会員の退会防止をはかろう

最近4~5年の傾向を見ておりますと、在籍年数10年~20年代の方の退会が多く見うけられます。このようなクラブの宝を失うことはクラブにとっても大きな損失となります。是非とも世代を越えてロータリーを楽しめるクラブとなる事を目指したいと思います。

30周年記念に向け会員の増強(10名)をはかろう

我々のクラブは、以前は80名程の会員数でありましたが、ここ4~5年会員数の減少が続いております。このような状況が続けばクラブの衰退に繋がってゆくのではないでしょうか。会員増強委員会では後藤一俊委員長を頭に増強プロジェクトチームを作り、10名の会員増強の目標を立てていただきました。今期には80名の会員数に戻し、30周年記念式典を迎えたいと思っております。皆様方の御協力をお願い致します。

2006~2007年度ウィリアムB.ボイド会長はR.I.テーマとして「率先しよう」を掲げられました。親睦と奉仕を通じて明るい未来をもたらすために120万人のロータリーアンが力を合わせて率先し、より良い世界を夢見るだけではなく、ただ待ち望むだけでは十分ではなく共に「率先しよう」のテーマを実践していきましょうと述べられています。又、本年度第2630地区篠田靖之ガバナーの活動方針は「クラブの活性化を目指して」を提唱されております。加納ロータリークラブ会員の皆様も各委員会において目標を設定し、目標に向かって委員会活動の活性化をはかっていっていただきたいと願っております。今期一年間田中敬二幹事はじめ、理事、役員、各委員長皆さまの力をお借りし、より良いクラブを目指して私のできる限りの努力をして行くつもりであります。会員皆様の御支援・御協力を重ねてお願い申し上げます。