会長基本方針

会長基本方針

「例会を楽しみロータリアンになろう」
良き伝統を守り次世代への変革を行う

2024~2025年度 岐阜加納ロータリークラブ 会長 永井智伸
2024~2025年度
岐阜加納ロータリークラブ
会長 永井智伸

2024~2025年度岐阜加納ロータリークラブ会長を仰せつかりました。
岐阜加納ロータリークラブの歴史と伝統、先輩諸兄の実績と行動力を踏まえ身が引き締まると共に、責任の重大さをひしひしと感じております。
私が岐阜加納ロータリークラブに入会して10年になります。
ロータリアンとしてはまだまだ未熟ではございますが、私なりに精一杯の努力をさせて頂き責務を全うしていく所存でございます。
今期の委員会組織では同期会員のご協力を賜りながら、岐阜加納ロータリークラブ50周年を見据えつつ、経験年数に囚われず重要な役割を担いながら、ベテラン会員の皆様にサポートして頂き、各委員会の企画力と実行力のある活動を目指します。
そして例会には出席率80%以上を目標として卓話、会話、食事を楽しんで頂き、会員同士のコミュニケーションをより深め、ロータリアンとしての品位ある例会にしたいと願っています。
2024~2025年度RI会長テーマは「ロータリーのマジック」です。
魔法の杖を振って呪文を唱えるだけで会員を増やしたり、ポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりする訳ではありません。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです。
このテーマと私の会長基本方針を並行させ活動指針としていこうと思います。

「親睦に始まり親睦に終わる」
先輩方から受け継いできたロータリーの基本だと思っています。
まず例会に出席して頂き、会員の皆様が相互理解を深めロータリーライフを楽しんで貰える場でありたいと考えます。
また岐阜加納ロータリークラブの伝統行事を、親睦活動委員会、各委員長、各委員の皆様が一致団結して活発に活動し、ご家族の積極的な参加を促しながら会員の皆様に多く出席して頂きたいと思います。

「奉仕の理想」
我々メンバーの多数が会社の代表、または会社の重要な責任者の集まりです。
その皆様の力を合わせる事で、より素晴らしい奉仕活動を数多く行う事が出来ると信じています。
岐阜加納ロータリークラブの伝統である奉仕活動へ、ご家族を含め積極的な参加を呼び掛けた上で職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕を行い、会員同士の団結力、相互理解が生まれる活動に繋げたいと思います。

「地区補助金を活用した奉仕プロジェクトの実施」
財団の地区補助金を活用した奉仕プロジェクトとして、eスポーツの普及に向けた体験会とeスポーツ大会の実施をしたいと思います。
子育て世代の親御さんにとっては、子供がゲームに依存する事が心配、ゲームよりも勉強に集中して欲しい等、テレビゲームをする事に対して悪い印象を持った方が多いのでは無いでしょうか?
しかし、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として行うeスポーツに取り組む事によるメリットも実はいくつか存在します。

  1. 集中力・判断力が養われ、迅速に判断を下す為の情報収集能力の向上
  2. 協力プレイによるコミュニケーション力や協調性が育まれる
  3. 課題遂行能力の向上

それ以外にも、ゲーム内でミスをしたり、負けてしまう事があってもリセットし、やり直す事が可能であり、その上でミスの原因を考え反復する事で論理的思考が身に付きます。
又、性別や年齢、障害の有無にも関係無く行える事も魅力の1つとなっています。
上記の様なメリットや魅力もあり、世界ではeスポーツが大きな盛り上がりを見せ、2021年には国際大会において賞金総額20億円のDota2公式世界大会も開催されています。
日本においても高額な賞金総額の大会が開催されているだけで無く、経済産業省と日本eスポーツ連合が連携し、「eスポーツの発展に向けて~更なる市場成長、社会的意義の観点から~」というセミナーを全国で開催しています。
これらeスポーツの魅力を子供達やそのご家族に周知させ、健全にゲームに取り組む事によって上記の資質向上に繋げる事は、地域の基本的教育と地域社会の発展に貢献できる奉仕プロジェクトであると考えます。
具体的な事業としては、

  1. eスポーツ体験会を実施し、ロータリーメンバー、子ども、ご家族が参加する
  2. 岐阜県eスポーツ連合会長による、eスポーツの魅力や将来性に関する卓話の実施
  3. 実況やMCのいる環境において、巨大スクリーンを使ったeスポーツ大会の開催

又、全国高校対抗eスポーツ大会にて準優勝の県立岐阜商業高校eスポーツ部員に協力を頂き、当プロジェクトの運営・設営にロータリーメンバーと共に参画して貰います。その中でスムーズにプロジェクトを遂行し、企画力・実行力だけで無く、熱意やリーダーシップを学ぶ機会として頂きます。

これらの事業や例会を通して、積極的にコミュニケーションを取りながら、先輩諸兄の熱意や資質を学び、若手メンバーも主力として50周年を迎えられる1歩にして行きたいと思っています。
理事役員をはじめ会員の皆様のご協力を賜りながら精一杯務めて参りますので、至らぬ点も多々あるとは思いますが1年間どうぞ宜しくお願い致します。