会長基本方針(2020~2021年度)

会長基本方針

2020~2021年度 岐阜加納ロータリークラブ会長小野 優
2020~2021年度
岐阜加納ロータリークラブ
会長 小野 優

1.はじめにⅠ 「新型コロナウイルス感染対策」

昨年秋頃に中国武漢で発生した新型コロナウイルスは全世界に感染拡大し、人々を恐怖の森に陥れています。現在、この対策は世界及び我が国の喫緊の問題となっています。この中で我が国は、岐阜県に令和2年4月16日付けで緊急事態宣言を発令し、同年5月14日に解除しました。暫くの間第二波・第三波も予測されるため、我々は新生活様式(3密を極力避ける、マスク・手洗いの習慣、人と人との接触を極力避ける等々)を受け入れなければなりません。

当クラブも可能な限り対策を講じる必要があります。何かと御不自由な思いをかける場合があると思いますが、今期は活動における新型コロナウイルス感染対策に重きを置きます。ご理解、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

  はじめにⅡ
「奉仕に明けて奉仕に暮れる」
「親睦に始まり親睦に終わる」

私が岐阜加納ロータリークラブに入会したのは平成7年3月、25年の月日が経過しました。その当時会員数は90名を超える大所帯でありましたが、私は多くの我がクラブ先輩諸氏から仕事に取り組む姿勢を「奉仕に明けて奉仕に暮れる」と、又、岐阜加納ロータリークラブのあり方を「親睦に始まり親睦に終わる」と教えられてきました。

今、当クラブの年齢構成(令和2年6月末時点)は80代10名(13%)、70代13名(17%)、60代21名(27%)、50代16名(21%)、40代17名(22%)の計77名、平均年齢62歳であり、バランスのとれた年齢構成になってきました。40歳以上年齢差のある組織で、新型コロナウイルス対策を講じながらすべての会員に楽しんでいただける例会・活動等を行うには難しくもありますが、年齢に隔たりなく親睦を図ることができれば嬉しく思います。

2.加納の歴史・文化継承プロジェクト特別委員会

同委員会は、令和元年9月に木村パストガバナーが実行委員長として本委員会を立ち上げました。300~500万円の事業資金(内今期ロータリーから約70万円程、ロータリー財団地区補助金130万円程、クラウドファンディング各位寄附他)で新築された中山道加納宿まちづくり交流センター(2020年秋頃に完成予定)に、加納の歴史・文化継承につなげるための企画・実施を行います。

3.岐阜市新庁舎への寄附

2021年3月に岐阜市新庁舎が竣工予定となり、岐阜市内ロータリー11クラブ合同で1名当たり1万円の寄附金を集め、記念となるものを寄贈することになりました。特別会費として会費と一緒に徴収しますので、ご協力の程宜しくお願いします。

4.クラブ管理運営委員会への諮問

近年の我が国の課題は、①新型ウイルス対策、②風水害・地震対策、③少子高齢化対策、④働き方改革等多くの難問を抱え、昨年頃からSDGs(持続可能性の確保)の企業対応が呼ばれるようになり、時代の大転換期を感じます。

又、IT技術の進歩も目覚ましく、キャッシュレス、ペーパーレスの時代に入りました。
この時代に対応すべく、ロータリーの情報の扱い・運営も多数の会員が賛同していただければ、各委員会から下記記載事項などの提案を受け、会長としてクラブ管理運営委員会に諮問し答申してもらい、理事会に図り、実行していきたいと思っています。

  • ロータリー手帳の記載内容のあり方
  • クラブ年次報告書等のデータでの配信
  • ロータリー財団・米山奨学会への個人寄附金の徴収方法
  • 親睦委員会での自己負担分の徴収方法
  • 細則、内規の検討

5.収支の適正化

前々期に我がクラブから木村ガバナーを輩出し、全会員一致協力し、地区大会を始め多々の諸行事を滞りなく終えました。我がクラブの団結力及び底力を見た思いがしました。あれから満1年が経過し、例年通りの穏やかな加納ロータリークラブに戻ってきました。

まだ4期前頃には、中山道ロータリーとの合併前、会員数60名割れも経験し、会計収支が困難な時期でありました。その後多くの新会員(この3年間に20名程の新会員)が入会し、新風を起こしていただき、会計収支も適正に向かいつつあります。

しかし近年の期毎の収支はマイナス収支傾向(第43期は後半事業がほぼ中止となり大幅なプラス決算となる模様)であり、今後適正な収支予算を考える必要があります。

6.おわりに

44期が会員にとって健康で楽しい時でありますように!